グループ登山(3人以上)は疲れる。(長文です)

昨日、ひとりで山に出掛けた。
働いている頃は、週末しか登山に行けず、出来きれば混雑してない山を静かに楽しみたいなぁ・・・と。
有給休暇を取ってひとりで出掛けた事が数回あった。

仕事を辞めて暫くしてのコロナ過。
山に登ってもし医療従事者に迷惑かけたらいけないなと皆思って自粛してました。
そして11月になり、お天気が良いし、紅葉も見頃だし、身体も軽くなったし、
先週も同じ山に登ったので、慎重に気を付けて登る!と久し振りにソロ登山。

ひとりだと立ち止まって話す事も無いので、黙々と登る。元気もあったので予定よりハードなルートでがっつり歩いた。
ソロは、写真撮りたい時に撮れるし、喉渇いたら、エネルギー切れそうだったら、いつでもザックオープンできるし、きつくなったらどこでも休めるし、
登山中は食欲が落ちるので、頂上でお昼無し、自分のペース配分が出来るのがいいな。
グループ登山のリーダーはいつもメンバーの体力に合わせて歩いて大変だろうなとグループ登山の人を観察する。
更に、出発も自分次第だし、疲れたら温泉パス、高速で帰ろうかなと、フレキシブル。
改めて、ソロの自由度の高さを実感した。
そして、もう大人数での登山はいいかなと。
更に、もう遠出をしなくても近場の山でいいのかなと。

最近は、ふたりで登山に出掛けている。私より20歳年上のベテラン女性Aさん。
一緒に行くと、とても勉強になる。花にも、地理にも、山にも詳しい。
率先して、私に前を歩かせて、色んな気づきにアンテナを張るよう教えてくれる。
山友が多く、至る所で知り合いの方と遭遇し、その後一緒に行動したりもする。
先日出会った方は、登山道のゴミを拾いながら登山をする人だった。
素敵な人達がいるよなぁ。
その域までいつ行けるのだろう・・・。
せめて絶対に紙屑ひとつ落とさないようにしよう。

ベテラン先輩方ホント頼りになります。

ベテランハイカーAさんは運転免許を持っていないので、登山の際はピックアップしますが、ご自宅の立地が良く、特に遠回りをするわけでも無いので全く苦になりません。
毎回ガソリン代と言って千円払ってくれるので逆にありがたい。
最初は、同行して貰っているのでとお金は貰っていなかったのですが、他のグループで行く時は、金額が決まっているし運転して貰っているからと、
何時の頃からか、必ず払ってくれます。
頂く側からすると、イヤイヤでは無いのだなと次も誘いやすくなります。
因みに、乗せる人が多くなると、千円が2千円、3千円と増えるシステムのようです(確かに人数が増えると早朝のピックアップ、最後の送り届けは一仕事)

登山グループについてネットで見ていると、山までの移動あれこれは、都会と地方都市ではだいぶ違うのを感じます。
地方都市においては、登山に出掛けるのは、100%車で、公共機関で移動と言うのはあり得ないです。
荷物一杯車に載せていきます。

たまに反対方向から来る人は、駅でピックアップします。
優しい人になると、高速を降りてピックアップして又、高速に乗り直す。
などなど色々です。

都会で車を出して家まで送迎ってのは、同じ方向だとしても、そんなに近く無いだろうし、混雑するだろうし、車出したくない気持ちもわかる。
お目当ての人が居るのならばまだしも・・・。
車要員で声を掛けられるのもね・・・。
地方でも、いくら素敵な人がいたとて、登山温泉後、3人送って、一番最後に家に着くのは結構しんどい。
翌日休みでない場合は特に。
出来ればあまり遠回りせずに直帰して眠りにつきたい。

私が登山を始めたきっかけは、2014年に友人の職場グループを紹介してもらった事からです。
介護と仕事で多忙な中出掛ける登山は、最高のストレス解消でした。

常時8-12人ぐらいで行動していました。車は3-4台。
屋久島へも行きました。宿やレンタカーの予約も大変なので、声を掛けてもらえて有難かったです。
リーダーが男女一人ずついて、経験豊富で、体力管理、進捗管理や、お天気情報の把握もしっかりしており、今思えばかなり甘えて登山を楽しんでいました。
年齢層の幅が広かったため、初心者の私でも比較的気おくれしないペースで歩いてくれました。
その前に数回行った、若者と痩せている人だけの登山では、じん帯損傷まで負って4カ月休場。二度と登山はしないと思っていました。

 

月日が流れ・・・
グループの高齢化が進み、一部メンバーの入れ替えもあり。
グループの中でも、若いグループとベテラングループそれぞれに活動する事も。

これまでの7年間、グループが大きいので色んなトラブルも絶えませんでした・・・。

 

遅刻問題、いびき問題、運転問題、助手席キープ問題、会計問題、うるさい問題、飲みすぎ問題、泣かせた問題、また泣いた問題、気が利かない問題・・・。
ははは、思い出す。

 

メンバーが、夫婦や親子で参加の場合、同行車が増え、単独参加組はまとめられ満席。
後部座席の真ん中に乗る人、運転手も大変です。
登山以外で5人乗り車に5人乗る事って皆無ですし・・・。

 

飲食の計算ミスがあっても、大目に見られる人と、そうでない人問題
お金を出し渋る問題

ひと口頂戴問題(コロナ過で消滅)
(若く、運転もしてないのに)ベットが人数分無い時絶対に譲らない問題
土産店に寄りたい人と寄りたくない人問題
高速を運転出来ないから車出せない問題

 

楽しい事も沢山あるのだけど、確かに煩わしい事も多かった。

最近、ガソリン代と運転代を頂いて登山に行く事がほとんどです。

今思うと、グループ登山の時、ピックアップして貰った時に、感謝の気持ちが足りなかった。ホント全然足りなかったと反省しています。
同じ方向とは言え、3人ピックアップ、ドロップオフ、ガソリン、高速代は割り勘(運転手も含む)運転してもらった感謝の気持ちは、人数が多いと3で割るような計算をしていました。
助手席キープの会計係が・・・。

まぁ、彼女だけが、契約社員で他のメンバーは皆正社員なので、渋る気持ちもわかりますが、いつも助手席に陣取り、送迎してもらって、感謝の気持ちを割るってダメでしょう。
普通、車を出す人は、自分が得をするような事はしないので、ガソリン代、高速代にしても安めに言いがちです。
「損しないでちゃんと計算してね」って言うなら、同乗したあなたが計算してくださいと思ったものです。

友人間ではそもそもギブ&テイクのバランスが取れているので、問題になる事はありませんが・・・。
登山グループはシビアと言うか、実生活においてのギブ&テイクが無いからでしょうか。
あ、でもやっぱり人によりけりですね。

登山グループで、長距離を運転してくれる人に、個人的にビール(株主優待だったりしますが・・・)など渡していましたが、
乗せてもらった時に現金を払わないと意味が無いと思いました。
運転している方も気分的に全然違います。金額では無く気持ちの問題です。
もちろん沢山貰った方が嬉しいですが(笑)

なぜ、こんなに長々と書いているのかと言うと・・・、

久々にグループ登山の計画があがり声を掛けてもらったからです。
最初は車酔いの子は、声を掛けていなかったようですが、参加予定の夫婦がキャンセルになったため、彼女が参加の運び。
彼女が助手席決定。

この彼女、以前メンバー女性Aに泣かされた事が・・・。
食事中に人目も憚らず「こんなにキツク言われたの初めてだったから」とシクシクしてました。
原因は良く分かりませんが、場の空気読んでよ~と恨んだものですが、徐々に、女性Aのイラつきも理解出来るようになりました。

運転してくれる人がいるだけでもありがたいのですが、片道3時間、ずっと後部座席に座らないといけないのかと思うと結構憂鬱・・・。
男女が乗っているセダンでひとり後部座席って、お邪魔感満載で嫌なんですよね。
逆にもう一人いてくれたらいいのにな。

参加人数が集まらないと、計画して予約をしてくれたAさんにも申し訳ないし、
葛藤が続くのであります。

ひとり旅の好きは私は、グループ登山はやっぱり苦手かも・・・。
ふたりぐらいまでが一番いいな。

山で素敵なご夫婦いますよね。
出発も一緒で帰りも一緒。夫婦で登山本当に憧れます。

ネットで色々読んでたら、ひとり登山へようこそ!が目を引いた。
確か持ってた。
本棚から引っ張り出して読んでいる。
人間て、周期があるのかもな。
ただいま、ひとりになりたい周期かも。

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PFCバランスダイエット-102日_103日目結果。宿泊付きグループ登山。 | 51歳からこつこつやってみる

[…] 登山と言えば、グループ登山となると、色々と雑多な事も増えるのですが・・・、 今回も、後部座席で車窓から紅葉はあまり見えないけれど、ピックアップしてもらって、ずっと運転してくれる人がいるだけでありがたいと、 そちらに意識を集中する事に。 […]

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