8カ月振りのお刺身、食欲の無かった父パクパク食べてくれる。

土曜日の午後2時、父親は比較的元気である。

なので、その時間に父親の所へ訪問するようにしている。夕方に行くと、帰りたくなるだろうと思うので、
お昼に行って、「仕事に戻るね」という感じで父親に別れを告げると妙に納得してくれるので、今のところベストなタイミング。

6月1日は鮎の解禁日。
兄から父にプレゼントされたシマノのカレンダーの6月は、鮎の魚拓になっていました。
この魚は?と聞くと、「鮎」と答えてくれる。意思疎通が出来ていると、私も嬉しい。

平日、仕事帰りに、
地元で有名なデパートがテナントで出店しているお店に行くと、高級なお刺身がなんと半額で買えるのです。
高級なモノの半額は価値があります!
観光地の複合施設に入っているので、お刺身は意外と残っていて、早い時間から割り引きがされています。
先日買った、星かつおがあまりに美味しくて(おろした新生姜と食べると本当に美味しい!)リピート買い。

自分ばかり美味しいものを食べるのも罪悪感があるので、
父にも持っていこうと、2割引きになっていたシマアジとアラも追加で購入。
昨年12月肺炎で入院していた時に、ローカルの番組でオンエアされたグルメ特集を見て「さしみ、さしみ」と言っていたのが忘れられなかったのもあって、いつか持っていこうと思いながらも、なかなかお刺身はハードルが高かった。
施設では、生ものは出せないのですが、部屋に持ち込んで食べるのはOKです。
(他の人も食べたくなる可能性もあるので、リビングでは食べられませんけど)

部屋でお昼寝を30分程した後で、丁度目覚めた頃だったのですが、「お刺身食べる?」と聞くと「食べる」と言う。
現在の施設は、誤嚥性肺炎を心配して、水にも食事にも、とろみをつけて小さく刻んで出してくれている。
が、父は85歳にして表彰される程、歯があるので、噛んで食べたい欲求はかなりあると感じる。

ケータリングを意識してちょっとおしゃれな感じで持ち込みました。
先日、新生姜をおろしてポン酢に漬けた星カツオ=スマ(星カツオは腹の部分に「点」というか星のマークがついてるんですよ!高級魚です。今の時期かなり美味しいです)
更に、アラとシマアジとちょっと日本酒が飲みたくなるラインアップです。
夏に向けて旬に突入、薄くスライスし塩をちょっと振ったキュウリを添えます。

ランチョンマットを引いて、白いお皿に乗せて、サーブします。
お箸は割り箸ですが、自分で上手く食べられます。キュウリを食べるといい音がします。
よく噛んで食べています。こぼさないで、ほんと上手く食べてくれます。

かすれた声で「美味いなぁ」と言ってくれます。
昔、よく釣りに行っていた父。ゴムボートで行ったり、船頭さんと行ったり。お魚釣って、帰る途中に親戚に配り自宅に戻ってきていました。

小さな鯛を母親が素揚げして、玉ねぎやニンジンと一緒にお酢に漬け込む南蛮漬けがとても美味しかった。
今は、硬いし、骨があるので食べられないと思うけど、美味しさはきっと覚えているだろうな。

結構詰め込んだお刺身セットは完食。
お年寄り向けに、ケータリングサービスって意外と需要あるかもなーなんて思いました。

父の日には、リクエストを受けた鯛を持ってケータリングしようと思っています。
美味しいタコもあったらいいな。
噛んで食べるって大切ですね。