海洋葬を無事執り行いました。

昨年8月他界した父親。

天候不良により1日延期となりましたが、6月の4週目の梅雨の合間の晴れの日に、
無事海洋葬を終えることが出来ました。

気分はクルージングという感じでした。

船内はきちんとセレモニーの様式が整っており、2階のデッキで、船内の説明や、セレモニーの説明を受け、
その後、参加した5名で故人を忍び世間話など。
お酒やお花は用意されていましたが、個人の好きだった焼酎は持参しました。

水溶性の紙に、それぞれ故人への思いをしたためて、封に入れて、そちらも花と一緒に供えます。

1階でセレモニーが行われます。

花びらが撒かれ、風の吹くまま花道が作られていきます。
釣り好きだった父には、花道が好漁場の方へ出来たらしく、
早速釣りに行ったかな?なんて業者の方の気の利いたコメント。

業者の方が用意してくれた水溶性の紙封筒に入った(勿論水溶性の紙)粉骨はずっしりしていましたので、薬品と一緒に混ぜてあるのだと思います。
(遺骨は1片2mm以下の粉状にしなければ、骨が大きいと拾った人が事件として取り扱う可能性があるので世界共通のルールとして認識されているそうです)

葬儀から、1年近く経過しており、個人本人も、大好きな海へ旅立つのだなぁと考えると、送るほうも安心です。
お天道様も明るいこともあり、みんな口々に良かった、海洋葬気に入ったなんて声があがりました。

粉骨は、一部自宅に、一部兄のいるアメリカへ。
10年ほど前に購入した兄の家を訪れる夢は叶いませんでしたが、
父の大好きだったLAにも行けたと思うと少しだけ嬉しいです。

セレモニーの時は美空ひばりの川の流れのようにが流れていました。

故人の好きな曲も掛けられるとの事でしたが、父の好みは、ばたやんでしたが、
CDのみの対応だったので、用意しませんでした。
が、川の流れのようにが流れる中、ふと父親が晩年大変気に入っていた、秋川雅史さんの、千の風になって
を掛けてあげればよかった・・・と後悔。
ぴったりの曲だった。

気になる費用は、5人まで参加可能で、212,760円(海洋葬実施写真込)
5人以上参加の場合は一人につき8,000円プラス。(保険の為)で15人まで。
2家族合同の場合(2家族のみ)は、もう少しコストが抑えられます。

少し肩の荷が下りてほっとしています。