85歳、ipad専用段ボールの家を作る。

幼いころ、リカちゃんは買って貰えど、ハウスまでは買ってもらえず、段ボールで家を作ってました。
それはそれで、かなり楽しかった思い出があります。
今のように手ごろな段ボールを手に入れるのにも難儀する時代でしたから、完成した喜びも大きい。

一方、今週届いた85歳ご婦人専用のipad。
私、寝る間も惜しんで、ガラスフィルムを張り、カバーも付けました。
多少手荒に使っても大丈夫です。

 

こちら、購入したカバーですが、思ったより色が濃くて、なんか事務服色感があふれてました。
もう少し柔らかい色にしたらよかったなぁーと思いました。

 

85歳、昨夜何やらゴソゴソしていたようですが・・・。ipadが送られてきたときに入っていた段ボールを使って、
ipadの家というかDock?を作っていました。
すっぽり、横向きに寝かせられるように、クラフトテープで差込口を作って机に置いてありました。

えー、これって使わないようにしているじゃない?
取り出すのにワンステップ追加されるから、使わないようになるよ。しまうのも動作が追加される。
せっかくカバーまでつけたipadが埋もれてしまうじゃない?

悪いけど、これは却下。
部屋を見渡し、適当な入れ物を見つけ、それに縦に立てかけて置くようにしました。
ipadはキラキラした楽しいものなのよ、段ボール箱にしまってはダメなのよ!

友人のお母さま87歳は、2年ほど前からipadが使いたいと言っているらしいのですが、買っても使えないと思うから買ってないと聞きました。
友人もipadは持っていないし、デジタルに精通していないと本人自身が認識しています。

でも、使いたいというお母さまの意欲が勿体無い・・・。
私で出来るのだったら、教えてあげたいと思うのだけど、このコロナ禍では・・・。
残念。

そしてこの2年の間に認知能力がだいぶ衰えてきたとの事で本当に勿体無い。

本日の85歳は、庭の花の写真(インスタに昨年から徐々にアップしているけれど、まだ説明していない)をじっくり見ていました。
私の写真の撮り方が上手いのに驚いたと言ってくれましたが、
「玄関のシクラメンが今綺麗だから撮りなさい。」
と命令されました。