父が今年8月に永眠し、その後母親と二人暮らしです。
昨年ぐらいから急に母親の耳が遠くなったと感じます。
- 聞き返すことが多くなった
- テレビの音が大きくなった
もう83歳ですしね。60歳ぐらいで聴力はぐっと落ちてくるらしい。
逆に父は、亡くなるまでずーっと耳は良かった。ちょっとした音に反応した。
お年寄りは耳が遠いと決めつけている看護師の大きな声に、いつも辟易していて、今にもうるさい!と怒鳴りそうな嫌な顔をしていた。
ご近所の高齢のおばさんたちも耳が遠い。
- 2軒先の90歳のおばさんは数年前からかなり遠く、義理の娘さんは、もう少し早めに補聴器を作っておけばと後悔の念を母に訴えた。
- 同じく82歳の近所のおじさんは、戦争で耳が聞こえにくくなったらしいのだが、補聴器が合わずずっと付けていなかった。
声が大きいので、怖いおじさんと思っていたが、そんな事情があったとは。昨年、息子さんたちの勧めでドイツ製の補聴器を作ったら、それがぴったり合って、今では、それなしでは、生活できないほどであるらしい。 - 母の高校からの親友は、10年も前から付けていたらしいが、母は気付かなかったらしい。
と、作るにあたって、いろんな情報があちらこちらから。
当初は嫌がっていた母も、最近宅配業者が来た時など、ピンポンの音が聞こえないなど、不憫に感じる事(家に来てくれた人に対して)が多くなったらしく、やっと補聴器を作ることを決心した。
以前母抜きで、下見に補聴器専門店を訪ねていたこともあり、そちらに連絡。
まずは、補聴器相談医のいる、耳鼻科を受診する事を勧められます。
が、ここは頑固な母親。病院嫌い。
「眼鏡も眼科に行かなくて作った物がとても合っている」ともっともらしい反論をしてきた。
まぁ、1日で、耳鼻科に行って、補聴器のお店に行く体力は無いし、本人が行きたくないというので、耳鼻科はパスすることに。
アメリカ最大手の補聴器メーカー「スターキーヒヤリングテクノロジー」社の直営店と言う事もあって、
店員は礼儀正しく、感じが良いので、安心感はある。
母もよく喋る・・・。
自分の事でなく、ご近所の補聴器あるあるをひとしきり話して落ち着いたようで、検査等を受ける。
平日と言う事もあり、じっくり対応してもらい、1週間デモを付けさせてもらうことになった。
補聴器は高い(最低でも58,000円)のだが、合えば、ずーっと使えるので、私は付けて欲しいと思う。
聴力が落ちていくとコミュニケーションが減り、孤立するという事も聞くので。
実際、私も何度も聞き返されると、話す気にならなくなるし、
仕事を終え帰宅した金曜の夜(土曜日が仕事の場合は特に)大音量でチコちゃんの声が聞こえてくると、正直イライラする。
「でっかい音で聞いてるんじゃねーんだよー。」
あのエコーとてもキツイ。キンキン声じゃない方がいい。
あれ、何とかならないんですかね?
と言う事で、とりあえず、1週間、耳かけタイプをお借りすることに。
どうなることやら・・・。楽天で売れ筋なんてのもあるけれど、正直どちらがいいのかわかりません。
ちなみに、消費税はかかりません。また、戦争や仕事が原因で聴力を失った場合は、保険が適用されるらしいです。
あと、高額医療は、医師の診断書があれば受けられる可能性がありそうです。もう少し調べてみないとです。
ニーサ然りイデコ然り、調べないと得をしない!は解っている。
[…] 疲れるなぁ。大声で話すの。補聴器着けてくれないかなぁ。 […]