数日前から、庭にチョウチョが良く来る。なんか私の方に怖がりもせずに飛んでくる。
見てよ見てよ！と言っているかのように、気を引くかのようにひらひらと大きく飛んでは又帰ってくる。
毎日飛んでくる。
何か気を引いているような気もするんだよな？
お父さんか？お父さんがお礼参りに来たか？なんて想像しながら、
ふわふわ、ひらひら飛ぶ姿を楽しんでいた。
綺麗なんだけど、何の蝶だ？そもそも蝶なのか？蛾なのか？
知っている人に聞いてみようと写真に収めた。
登山に出掛けた時、モンシロチョウが飛んでいて、思い出した。
そうだ聞いてみよう。
写真を見せても皆わからなかった。
蛾の飛び方と蝶の飛び方の違いを教えて貰ったが、その違いも良く解らなかった・・・。
最近チョウチョが良く庭に来ると言うと、「亡くなった人が挨拶に来るって聞くよね、私の亡くなったお父さん来てくれないかな」って言う人も居た。
ハイキングで見つけた花名を調べようと、ひとりがグーグルレンズを使った。そうだ、その手があるじゃないか。
Google lensとは：アルバムの写真やキャプチャショットなどの画像から情報を読み取り、状況に応じた操作をしてくれる機能。花や昆虫などを探せます。
屋外でのGoogle lensの使い方：（iphoneを使って調べる場合）
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- googleを起動する
- 水色で囲ったアイコンをクリック
- 写真を撮ったら、真ん中の虫眼鏡マークをクリックすると、検索開始、下に結果が出ます。
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早速、雨上がりの午後、蝶の正体を掴もうと庭に出た。
鮮やかな蝶々、お隣の庭の葉にぴったりつかまっていた。じっくり写真を撮っていると、
横にもう一匹居た。木にぴったりとくっついていて、逃げようともしない。
じっくり観察しながら、Googleレンズで調べてみた。
なんとかたどり着いた。その名は、
キオビエダシャク。
豪華な名前だなぁ。
蛾だった・・・。
しかも害虫。「幼虫が大量に発生して植え込みのイヌマキの葉をボロボロに食べつくしてしまう」そうだ。
イヌマキといえば、お隣の家の植え込み。かなり巨大化している。
家主が亡くなって、数年空き家になっていて、木が伸びて、枝が葉がうちの家まで侵食している。
しかも電話線等の配線に触れてきて、業者に相談したこともあった。
イヌマキは大気汚染や潮風にも強いらしいけど、やはりお手入れは必要よね。
そして、この蛾が大量発生となると、駆除しないといけないようだ。人間には害はないようだが・・・。
蛾を観察しつつ、検索をしている間に、何やら虫に噛まれ、なんだか体中が痒くなってきた。
空き家が隣にあると色々と問題が起こるのだなぁ・・・。というか、庭の手入れも大変だなぁ・・・。
庭が綺麗な人って相当お手入れに時間かけているんだろうなぁ。
それにしても、お隣さんの子供の連絡先も知らないし・・・。
おばちゃんが生きていた頃は、シルバーセンターの人が定期的に来ていて、庭を整えていたのになぁ。
どうするもんかなぁ。
更に、逆隣の家の89歳のおばさんも最近入院してるし、この家もお手入れしてないよなぁ・・・。
昨年の今日は、父親の海洋葬を行っていたので、更にもしかして挨拶に来たのか？
なんて思ってしまいましたが、
お父さん、蛾なんかに間違えまして、ごめんなさい。
どうか安らかに見守っていてくださいね。
きっと、ニヤッと笑っているでしょう。
