本日12月22日は冬至。
いちねんで一番昼が短い日。
転じて、縁起がいい日なのだそう。
今朝テレビ朝日のグッドモーニングで林先生が面白楽しく説明していました。
「一陽来復(いちようらいふく)」の日と言う事で、一番陽が短い日だけど、この日を境に陽がだんだんと長くなるので、運気もだんだんと上昇すると考えられているんですって。
聞いただけでも、知っただけでも、ちょっとラッキーな気分。
アランの『幸福論』に
「悲観主義は気分のものであり、楽観主義は意志のものである」
とありますからね、思わないと損なんですよ。
冬至に食べると良いとされる食べ物にかぼちゃが例に挙げられていましたが、どうしてだと思いますか?
運盛りで、「ん」=運 がつく食べ物が好まれ、
れんこん、ぎんなん、にんじん、きんかん、かんてん
が挙げられていました。
繰り返しで「ん」が付くのが縁起がいいのですね。
でもなぜかぼちゃ?
パンプキンか!と思ったら
違いました。南瓜=なんきん でした。ですよね。
すっかり西洋かぶれで、かぼちゃですぐジャック・オー・ランタンが浮かんでしまいました。
ジャック・オー・ランタン:
アイルランドおよびスコットランドに伝わる鬼火のような存在。ジャック・オー・ランタン。名前は “ランタン持ちの男”の意。火の玉の姿の他、光る衣装を身に纏うカボチャ頭の男の姿であらわれることもある。wikiより
追加で、うどんも挙げられていました。あれ、「ん」が繰り返しじゃないぞ?と思いきや、昔は、饂飩(うんどん)だったそうです。
こんにゃくは、砂おろしで体内のお掃除デトックス役です。
今日は柚子(融通の利く)お風呂に入って、運盛りの沢山入った食材をたくさん食べましょう。
運盛りの7種食材全部入れメニュー
粕汁と、寒天で作るきんかんゼリーってどうでしょう?
日本の食文化って素晴らしいですよね。
参考になる文献って何かあるのかなぁと調べてみたら、読んでみたい本がありました。
- 江戸風俗 東都歳時記を読む–川田 寿さん
- 年中行事覚書–柳田國男さん
一冊あったら便利だろうな。
と言うわけで運気も上がるので、今日も元気にがんばります。