事実と異なる事を言われたらどうすればいいのか。

真夏日が続いた日に母の部屋の温度が31度になって、家に連れて帰った冷房問題。

結局、エアコンの室外機のガス漏れが原因だった。
4日後(雨が続き真夏日ではなかったので、自宅へ連れて帰らなくてよかった)の修理時に私も同席して、丁寧にわかりやすく説明してくれました。
ほとんどガスが入っていなかったそうです。
パワー不足と思っていたけれど、8畳と言うのは、昔の日本家屋での広さ対応なので、鉄筋だと10畳でも問題ないパワーだと教えてもらいました。

ガスがほとんどない。そりゃ、効かないはずです。
修理は・・・、

室外機が設置している窓の外へは、安全上の問題という事から扉が無い作りで、母の部屋の窓(下半分ははめ殺しで開かず、高さ1メートルほどの上の窓)から行かなければならない。
予定より30分以上早く修理が始まっており、私が着いた頃には汗びっしょりでひとりで作業をしていました。
1メートル以上の窓枠を何度も飛び越えて道具を取ったりしていて、椅子を窓の横に持って行きました。
朝8時から暑いので彼の方が熱中症になるのではないか?と心配で、冷たいペットボトルを渡しましたが、他に役に立てる事も無く。気の利くスタッフなんていないんですよね。日曜日だし人も少ない。
お気の毒に、四国から九州へ出張で来られていて、前日も夜中12時過ぎても作業をして、この日も朝8時20分から作業開始。
その後の水害でエアコンが使えなくなっている人も多いでしょうし、作業をする人も本当に大変だろうと申し訳なくなりました。

ところで、気になっているのは、ここの施設のエレベーターのボタン表示。
4階までなのに5階まであります。
5階はエレベーターの昇降口に洗濯機が置いてあるだけで完全な屋上。
母の部屋は501号。4階だけど、4を嫌うので501号。
部屋を案内されるときは、501号ですが、4階ですと説明がある。

私もしばらく、母の部屋の上に部屋があると思っていたが、よく考えるとこの部屋が最上階だという事に気づいた。だから、暑いのだ。直射日光をダイレクトに受けるから。
エアコンの修理の人も、エレベーターを使って4階に来たから5階がある、上に部屋があると勘違いしていた。エレベーターのボタンは5じゃなくてRじゃないと5階があると勘違いされる。

そして、屋根に行ってみると断熱材なんてない。写真を撮って専門の知り合いに見せたら防水のみだと教えてくれた。

ケアマネさんが意を決して「31度あったみたいですね」と受付で言うと
「実際はそんなに高くなかった」と言われたそうだ。
それを聞いて、驚くと言うより、呆れた、誰がそんなウソ言うのだろうかと怒りがこみ上げてきた。

前日から暑いと訴える母の部屋に持ち込まれた扇風機(通常は廊下用)は31度をさしていた。

どうしてそう言えるのですか?部屋に行ったのですか?何度だったんですか?

見に行ってみると電話では言ったけれど、行かずに帰っているスタッフ。
交代した二人の新人。
カメラでずっと見ていたけれど、誰も部屋には行かなかったし、来なかった。
留守番電話にメッセージを入れているのに返信さえない。

まぁ、こんな事もあろうという事で私は、扇風機の31度表示の写真も撮っているし、自宅から電池を変えたばかりの、正常に動いている室温計も持参し、それも30分もたたないうちに30.9を指している事実を写真で撮っている。時間経過もスマホのデータで正確に残っている。

それを見せても、実際はそんなに高くなかったと言い張れるのだろうか?
その人は、良く働く人で気が利いて、信頼出来る人。
その人は、夜勤でもないし、電話も受けていない。
誰を庇っているのだろうか?皆で口裏合わせなのだろうか?
その人のその言葉は、かなりショックだった。
この施設には信頼出来る人はいるのだろうか?

色々言って、やっと慣れた施設で、母親に矛先が向かうのも困るので黙っておくべきなのだろうか?
管理者もそんなに大事と思っていない印象なので、社長(看護師)にはっきり経緯を説明して、
どのような対応をしたのか、今後はどう改善していくのか?
証拠写真も添付して書類で報告するべきか。

高齢者は寒さを感じない人が居て、夏でもコタツを使っている人がいたと、介護職の人に聞いた。
高齢者を子供が殺してしまう不幸なニュースが続く。
そんな事件のコメントを見る度に、色々考える。