学生の頃は、皆ほぼ同一線上だった私たちも、50歳を超えた頃から色んな視点から差、違いが出てくる。
私自身、人と比べない、私は私だ!と言い聞かせていても、何気ない言葉に傷つき、ルッキズムに惑わされる。
だから、たまにコスメをまとめて買ったりするのだけど・・・。
ルッキズム(外見至上主義)の友人は、スタイルも良いし、更に夫も娘もスマート。
ハイブランドが大好きで、娘も学生なのに、ハイブランドの服やバッグ、コスメを愛用している。
「娘は、絶対太りたくない、デブは最悪と言っている」と平気で言う。
ごめんね、太っててと思うけど、私は私だし、彼らに痩せろと強要されているわけでもない。
家に母娘で遊びに来てくれた時、私の母は「タレントさんみたい、お二人ともスマートで美人ね~」とお得意のご挨拶。出血大サービスだ。
後に「あんな言い方して良かったかな?気にしないかな?」などと言ってくる。
私にリップサービスを褒めてもらいようだ。喜ぶに決まってるわ!
スタイルの良さは、DNAだわな。仕方ない。
この母親父親にして私あり。背も高くなければ、小顔でもない。加えて標準体重を超えてきてるしね。
ルッキズムの友人の中には、ボトックスや、瞼の脂肪切除の施術をしている人もいる。
明らかにいじった感があって不自然なのだけど、綺麗になりたい欲求が大きいのだなと思う。
皆、自分に合うスタイルを何かしら見つけて来て、自分に似合っているものを選んでいると思う。
背の高い人、低い人、痩せている人、太っている人、それぞれに合うものを身に着けている。
インスタでフォローしている人を見ると一目瞭然だと。
着こなしは、個人差があるだろうけど。
世の中には、本当に人の良い所を見つけて、褒めちぎる人もいるけど
私は昔から、特に女性に対して美人だと思う事はあまりなく(美人、ハンサム認定のレベルが高い?)
ルッキズムの友人の事もスタイルは良いと思うけど、美人とか綺麗と思った事が無い。
テレビに出る女優さんは、キレイだと思うけど、周りの人であの人美人!と言われてもイマイチぴんと来ない。
負け惜しみでも何でもなく、ピンとこないのである。
ルッキズムでも、ちょいちょい会っている友達には会うけど、2年振りとか、コロナ以来という友人とは、あまり会いたくない。
自分がもう少し、お洒落で、健康で清潔な佇まいだったら、もう少し違うのかもしれないけれど、ルッキズムの友達には、正直会いたくないのである・・・。
メイクばっちり爽やかなお姿で、一瞬で上から下まで見られ「太ったね~」と言わんばかりの目を見ると・・・。
更に、そのバック可愛い、そのネイルキレイな色、そのスカーフどこの?その洋服素敵・・・、数人で持ち物を褒めあうのも苦手。
そう言うのから解放されたい。
嫌な事、苦痛に感じる事はもうしないんだった。
無理に会って、身の上話を聞くのも、もういいかな。
詰まる所、価値観が似ている人とは楽しいし、付き合いやすいけど、価値観の違いが大きい人とは、無理に付き合う必要は無いと言う事かな。
未婚の私にとって、共通項の無い子供の話や夫の話ばかりされても困るんですよね・・・。
共通の話題が無いのはツライ。
熊野筆も欲しい。
お洒落を楽しむ事をすっかり忘れている昨今・・・。
ゆったりした洋服ばかり着ているし、お化粧も日焼け止めぐらいしか塗ってない。
いかんなぁ・・・と思う反面、まぁいいじゃないか!と思う自分も居る。
あ、まつ毛美容液塗るの忘れた・・・。
でも、富永愛さんは、実物を見てみたい。
あの人は、キレイだ。
ま、私に言われても仕方ないけど・・・。