バケットリスト(死ぬまでにしたい事)の1つが叶いました。ロケット打ち上げ。

人生51年ほど、生きて参りましたが、
生まれてから50年経過しようとする、ちょっと前ぐらいから、より具体的に、死ぬまでにしたい事のリスト(the Bucket List)を作るようになりました。

映画”The Bucket list”を見た(日本での公開は2008年)ぐらいから、実現可能なリスト中長期的なリスト出来ないかもしれないけど、本当は入れたいリストとか、いろいろと書いては、空想にふけって楽しんでいました。
が、50歳を前にしたあたりから、いよいよ具体的に考え始めました。

ちなみに 英語では、one of my bucket lists としてしまいそうなんですが、”Bucket List”はリスト化されたもの全体を言うので、複数形ではありません。

バケットリストは、映画”最高の人生の見つけ方”(The Bucket List)を見てから知りました。アメリカでも、この映画がヒットして以降、良く会話の中に登場するようになったみたいですよ。

ジャックニコルソンと、モーガンフリーマンかっこいいです。
私もこんな友情築いてみたい。

私のバケットリストは、だいたい○○に行きたいという、旅系か、誰とハグしたい、会いたい系、がほとんどなのですが、今回は、知の追求系のひとつ、ロケット発射を肉眼で見る!が叶いました。

宇宙兄弟は全巻、読んでいますし、加えて、昨年末、学生時代からの友(独身)がまさかの、種子島に転勤ということで、宿と足は、確保。

JAXAのWEBでH-IIAロケット38号機の計画を知って直ぐに、計画を始めました。
時間はあっという間に経過し、種子島へGO。フットワークの軽い友人プラス、2度の延期も手伝って、予定より2日長い、4泊5日の旅を楽しむことが出来ました。
2月だというのに、暖流という美しい桜が満開で、エメラルドブルーの海、「世界一美しいロケット基地」と言われるだけあります!

そして満を持して、2018年2月27日13時34分00秒
この肉眼でロケット発射を目の前で見ることが出来ました!(基地から3キロ以内は入れないので、その環境で一番近いところ)
感動でした。友人は涙していました(歳を取ると涙腺が緩み、何にでも涙してしまう・・・)
打ちあがる最中の轟音や、ロケット雲、近くでないと体感出来ない素晴らしい出来事でした。
いやぁ、51歳のバケットリストに相応しい1項目です。

打ち上げ成功後、あのロケットがどうなるか、前々日に種子島宇宙センターで聞いたのに、
覚えているのは3割程度…
友人と、「廃棄されるのはどの部分だったっけ?」「どこから分断されるんだっけ?」「射程位置に着くのに何時間かかるんだっけ?」などと、宇宙ネタを肴に飲む極めてインテリジェンスに富んだ日でした。

非日常を体験できるのは、この上ない幸せ。

唯一の反省点は、記録に残したいが為に、撮影の方が気になって、目の前で、起こっている日本の最先端技術を駆使した、ロケット発射に、集中できなかったことです。
撮影は、マスコミの方々に任せて、瞬きもしないという意気込みで、肉眼で集中して見る事を強くお勧めします。1分30秒ぐらいの、あっという間の出来事ですから。

それ以外のバケットリストは?と聞かれますが、ただいま吟味中です。