英語は何か印象に残るストーリーがあったら、自然と覚えるものである!と信じています。
私は、英語はある程度は暗記モノだと思っているのですが、何か出来事がプラスされれば、効果的に身に着くと思っています。
過去にとても印象に残ったのは、30歳の時に、ワーキングホリデーでNZにホームステイしていた時。
その家の長男3歳の男の子とよく遊びました。
「You are my English teacher」と言うと、彼は少し恥ずかしそうでしたが、周りには、「彼女は僕の生徒だよ」と言ってくれていました。
彼が一生懸命発音する YellowやRedは私にとって、LRの発音の勉強になりました。
子供にとってはLの発音結構難しそうです。
とーっても可愛かった(見た目もかなり可愛かった)
朝起きると彼は、私が起きてくるのを待ってくれていて、リビングに行くと、ちょっとジャンプして嬉しさをカラダで表現してくれました。
私たちの遊びは、彼がおもちゃの車に乗って、廊下からリビングの私の前に帰ってくる。そして私が、何をしていたのか尋ねると言うものでした。
私が「Where did you go?」と尋ね、彼が「どこへ行って来た」と答えるのです。
何回かしていると、3歳の彼が私に「Where have you been?」と聞いてくれと言ったのです。
衝撃でした。そういえば、彼は「I have been to…」と答えていたのです。
たった今、帰ってきたばかりだから、have beenを使うべきなのです。3歳の子供でもそうなのです。
それから私は、意識的に現在完了形を使うようになりました。
特にイギリス英語圏の人は完了形をよく使うと感じます。
Have you got a time? このフレーズでほんとによく時間を聞かれました。
そしてこの衝撃ストーリーは、何人もの英語を勉強する友に語り継がれているのであります。
そして、昨日もまたこの話を英語好きに飲み会でしたら、「今日はこの話を聞いただけで飲み会に参加した甲斐がありました!」とありがたいお言葉を頂戴いたしました。
語学を学ぶのは楽しいです。