ゴネてみる。有給休暇をすべて消化したい件。

最後の砦だ。

有給が38日残っている。お金で買い取るなんて事はあり得ないので、出来るだけ消化したいと訴えた。

1年以上も前から辞める意思を伝え、なるべくスムーズに引き継ぎが出来るように準備をしていたのに、
後任は、結局4月にやっと決定し、5月のGW明けから引き継ぎすることに。
たまたま後任が出来る人間だったので、引き継ぎは1か月で終わるが、6月退職だとあまり消化は望めない。

ということで、7月退職にして、まるまる1か月有給休暇を取る作戦を立てた。
1年もの期間に後任を探せなかったのは、会社の怠慢であるのだから、会社としてもNOは言えないでしょ。

会社の人が来た、後任の人も交えて、形だけの、引き継ぎの状況などを説明する。
そして、有給の話になり
「有給休暇はどれくらい取りたいのですか?」
変な質問だ・・・。
もちろん、「全部取りたい」と伝えた。

以前、後任の人がスキルがあるので、引き継ぎに時間がかからないから、思ったより有給が取れそうだと、あほ部長に伝えたら、
「そうですけど、引き継ぎをきちんとしたうえで、出向先に確認をして取らないと」と今更ながらアホな事を言われた。

あのね、まず、後任の人が能力あって助かるって事を伝えたいの。私仕事を途中でほっぽり出した事あるか?そんな人間じゃないわ!知らんのか、
出向先に迷惑のかかるような事は一度もございません、親の介護の時は、人の交代も含め、相談して調整してたわ!

とあきれ半分、怒り半分。

取締役の人が「6月で退職するとばかり思っていたので」
と言われたが、1年も前から退職の意向を伝えていたのに、後任の決定が遅くなって、有給が取れないのでは?と伝えました。
何より、文句を言われる筋合いのない、私の権利だ。
後任の人にも、同席してもらって、引き継ぎがスムーズに言っている事など、一緒に報告出来たのと、
あほ部長のわけの分からない説明に対して、いいタイミングで上手く切り返してくれ、援護射撃をしてくれたのも大きいでした。
協力者は必要です。

ということで、退職は7月になり、きっちり残りの38日有給休暇を処理できる運びとなりました。
まぁ、1か月のお給料が出るのですから、交通費の差額をもらったと思うことにします。

後任に聞きましたが、社長という人間は、都合が悪いと、出てこなくなるそうです。
まぁ、交通費を請求した時のメールの回答を見る限りでは、出来る社長って感じじゃないですからね。

今回辞める前に、ゴネて学んだことは、
自分の権利はキチンと知っておく。
賃金交渉は細かく計画的に・・・時に、強力にプッシュ。
協力者を見つける
労働者側の立場になってくれる弁護士は意外といない(企業側の方が儲ける)