心を鬼にして言う!
程でもないのだが、
2018年に誤嚥性肺炎で本人も望んでいない延命治療を辞めて、その当日に亡くなった父の状況を考えると、
そもそも生きる力の衰えてきている高齢者を延命するのは酷だと思う。
父は、2回目の誤嚥性肺炎でベッドで繋がれて、点滴で腕が真紫に染まり自由が利かない状態で、
私に言い放った「嘘ばっかり」と。
それは今でも私の心に突き刺さる。何が言いたかったのかと、何が嫌だったのかと。
病室でベッドに繋がれて我慢した2週間を恨んでいるのか。
個室と言ったのに、大部屋で過ごしている事なのか。
でも私は、母も兄も誰も手伝ってくれない中、一生懸命にやっていたのは認めて欲しい。
入院は望んでいなかったのは知っている。でも仕方なかった、私も仕事をしていた。それは申し訳ないと思っている。
このコロナ禍で父親と同じ思いの人は沢山いると思う。
最期を、病院で迎えなかった事だけが私の救いだった。
誰もがそうしたいと感じていると思う。独身の私もそう思っている。
2年以上前の最後の医師とのカンファレンスは録音している。
信頼できる医師、出来ない医師、明らかだ。
高齢者の医療はコロナ禍において考え直すべきだと思う。
第一に考えたのは、もし私が父の立場だったら。無理矢理治療するのはごめん被るだ。
私がコロナにり患した場合、若い人を救ってほしい気持ちはある。
ただし、コロナを甘く見てあちこち動いていた人は該当しない。