54歳にしてメロンアレルギー。

キャンプに行き、眠れず翌日午前中からかなりキツイ登山を終え、
午後5時、仲間が持ってきてくれた高級メロンを1/6食べた。

その日の行動食は前日メスティンで炊いたおにぎりと卵サラダ。
キツイ登山になるとあまり食べられないので、途中仲間からもらったアミノ酸がとても有効だった。
今回は想定していないハードさだったので、皆かなり疲れていた。

その後、温泉に行き、私はひとり運転をして岐路へ。
もともとすぐに眠れない性分なので、眠れなくても、家に帰って眠ればいいやと思っていたが、
今回ばかりは相当疲れていた。
眠いし、空腹だしで、途中から胃が痛くなってきた。なぜか右側の骨盤とおへその中間のちょっと上ぐらいがピンポイントで痛かった。
脳裏に、先日友人が体験した話がよぎる。

職場の後輩の誕生日に、同僚3人で1泊温泉へ出掛けた帰り、高速を運転中の後輩の意識が突然無くなり、必死の思いで車を停め、蘇生を試みたものの
亡くなった。くも膜下出血で、助手席に座っていた友人は、運よく怪我も無かったようだが(後日談:鞭打ちの症状あり)彼女の落ち込みは大変なものだった。
52歳のさっきまで一緒に楽しく過ごしていた人が突如として他界してしまう・・・。
人生とは・・・。

やはり、長距離(全行程230キロ程)の場合は、ふたり以上で行くべきだった。

当初は、友人のマツダの2ドア車に3人乗って行く予定だったのだが、ひとりの女性が運転出来ない、車酔いすると言う事で、いつも助手席キープ。
私が、後部座席で荷物に埋もれて座わるのがわかっていたので、それよりは、マイカーでひとりで行くことにしたのだった。

 

この女性、運転しない(免許は所持)、いつも助手席、加えてキャンプ道具は、テント、チェアは勿論、お皿さえも持たず、何も作って来ず・・・。
いつも道具は借りて済ませようとする、高価なテントも平気で又貸しをお願いする人。

 

家路へ着くと、グループラインには、楽しかったらしく、「また行きましょう!」と書いてある。連れて行って貰っている感覚が無いようだ。

 

彼女が参加の時は、2度と行かないと心に決めた。
50歳も半ば、もう人に対してあれこれ思って嫌な気持ちになることはしたくない・・・。

社会に出るとほんと色んな人がいる。

だいたいそんな人は独身だ。ゆえに私も傍目には、変な人として映っている事を自覚して行動しています・・・。

胃の痛みに耐え、やっとの思いで自宅に着くと、激しい嘔吐に襲われた。
胃には、ダイエットの為に頑張って飲んでいた2リットルの水ぐらいしか無く、
胃液吐くまで・・・。胃からモノ一掃。
お酒を飲んで嘔吐する事はあるが、アルコール無しの突然の嘔吐にびっくりした。

胃が痛くて眠れない、眠たいのに、胃が痛いから熟睡出来ない。脳が休みたいと訴えている。
脳を休ませてあげたい・・・。
何が原因なのかネットで調べてみる。

思い起こせば、メロンを食べた後、すぐに喉がイガイガした。
過去にこんなにイガイガしたことはなく、その後声がかすれ、風邪だったら嫌だなと途中常備している飴を舐めていた。

グーグル先生の情報により、口腔アレルギー症候群(OAS:果実野菜過敏症)だと確信した。
何でも食べられるのが自慢だったのに、ショックだった。
翌日は何も食べられず、熱は37.0から37.8の微熱だった。
知り合いの看護師さんに聞くと、アレルギー検査を勧められた。

彼女自身、5年ほど前に豆乳を飲むと調子が悪かったらしく、テストを受けたら大豆アレルギーだったらしい。
それ以降豆乳は口にしておらず、その後少しでも値が振れている食物については、適量を心がけ生活のパフォーマンスが上がったと言っていた。

熱もすっかり平熱になり復調したので皮膚科に出向いた。

前後の行動を聞いた先生が言うには、メロンアレルギーより、疲れが気になると言われた。
徹夜明けの疲れた身体、血流の良くなる温泉、そのあたりの方がメロンより気になるわよ。と言われ納得した。
まだテストの結果は聞いていないが、もう無理は出来ない・・・。
ちなみに、メロンはアレルギーテストの基礎項目に入っておらず、10割自己負担の検査となりました。

やはり一睡も出来なかったというのが大きい。

いや、キャンプの準備、230キロ運転、6時間のアップダウンのキツイ登山、あまり食べていない、温泉・・・。
3日でなんとか復調。まぁ、54歳よく頑張りました。

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