寒かったので温泉へ、忘却の女子力。

日本家屋の自宅のお風呂は冬は10℃以下なので、母は長らく入っておらず、頭が匂う。

私は仕事があるので入るが、最近は出来る限り仕事帰りに、高速を使い贅沢に温泉に寄ってくる。
明日初仕事を控え、お昼前に温泉へ。
箱根駅伝もあるから、空いているかも?という考えは甘く、いつもの3倍。ほぼお年寄り増。

温泉って人となりが出ると私は思う。

自分を褒めるつもりは全く無いのだが、性格的にごちゃごちゃ他人に言われたくないので、
まず、髪、体を洗って、洗い場に物を置くことなく、その後湯船にゆっくり浸かるスタイル。
登山仲間にもいるのだが、洗い場が足りないのに、自分のシャンプーやら、なんやらを置いて、洗い場をキープする人
周りを見なさいよと結構イライラする。
人が多い場合は、考えて欲しいと思う。
思いやりというよりも、普通の感覚だと思うのだけど、登山仲間の50代の独身女性はいつもお構いなし。
しかも小学校の先生なのだから、始末が悪い。先生たるもの、譲り合いの精神は無いのか!と思うけど、無いらしい。
洗い場が無くて困っている人がいるので、毎回忠告しないといけないパターン。
本人は先生という職業は天職と言っているだけに、毎回???が頭をめぐる。

温泉は、人を見極めるのに適した施設かもしれない。

お風呂から上がり、体を拭いて、髪をドライヤーで乾かす。ドライヤーの持ち込み不可なので、4分40円は意外と割高。
風邪は引きたくないので、髪を乾かしていると、鏡越しに、可愛いランジェリーを付けている子が偶然目に入る。
年寄りの中ではひときわ目立つオレンジ色に黒のフリルがついているパンツ、いや、パンティ。
可愛いな。
私もその昔は履いていたはずだが・・・今や、イオンやユニクロの速乾性重視の黒一色のアンダーウェアだ。
懐かしさと共に、どげんかせんといかん?のではないかと言う気持ちがたまたままだ生まれてきた。

髪型は、最新の技術を以て対応していただいているせいか、くせ毛だけれども、リーガルハイの安達祐実ちゃん
的なスタイルをしているが、髪とのバランスは・・・。

もういいでしょう的な情状酌量だ。

おばさんだらけの温泉で、ちょっと忘却からの帰還に燃えた箱根駅伝中の午後だった。