好き過ぎるタスマニア#2。テイマー・バレーのワイナリーツアー。

タスマニア訪問2回目。最初のアクティビティは、ワイナリーツアー。
昨年飲んで感激したティマーバレーエリアのピノノアール!
今年は、タスマニアオンリー滞在なので、安心の現地ワイナリーツアーに参加です。

「他のワインが不味過ぎて飲めない!」そうなるかも?
いやー、凄いんですから、ティマーバレーエリアのワイン。ピュア。ピュア。ナチュラル。ホントに美味しいですから。

ということで、私たち合計24本、日本へ空輸しました!

“One of the Top 10 Wine Routes in the world”
世界でトップ10に入ると押す人もいるティマーバレーのワイナリー。
私の中では、堂々のトップ1です。過去にソノマやナパ、マーガレットリバーに行ったことあるだけですが・・・。

資料ダウンロードできます。

いつか、全部このティマーバレーワインルートのワイナリーを訪ねてみたい。

28軒なので、出来そうである。
1軒だけ宿泊施設が併設の所がありました。Wines For Joanie
https://www.winesforjoanie.com.au/
長期滞在したい。あ、完全にカップル向きな雰囲気ですけど。

さて、滞在二日目、3日前にWEBで日本から予約していた Valleybrook Wine on Wheels Toursの半日+ランチツアー(11:00-16:30):$125AUS。
メールで支払いはキャッシュと記してあったので、朝両替しました。
ガイドのステファニーは、予定時間11:00より少し前にホテルに来てくれていました。
そして、本日はふたりのみのプライベートツアーでした!

1軒目は、ティマーリッジ(Tamar Ridge)名前の通り、尾根にあります。
こじんまりとした、ティマーバレーワインルートの中ではちょっと一線を画しているような、エレンガントな雰囲気。
カウンターの女性もおしゃれで素敵です。あの、女優さんに似てたんだなー。
そうそう、ゴシップガール、セレーナのお母さん役。
お天気良かったら、外も散歩したかったなー。

ちょっと肌寒いこの時期はあまり忙しくはないようで、なみなみと惜しげもなくワインをテイスティングさせてくれます。

一軒目からこのクオリティで来られると大変です。
最初から各12本は購入可能、滞在中の普段飲み用も買うと本気買いモードです。
貧乏性、いや、酒好きの私たちは、テイスティングとてワインを残す事が出来ません!しかし注いでくれる量が多いのです・・・。

スパークリングも、ピノも、シャルドネも、リースリングも美味しいです。
折角なので、沢山テイスティングしたいし、この後3軒回ることを考えると、心を鬼にして、貴重なワインを口にほおばり、ごめんなさいと謝って、ダストビンに吐き出しました・・・。

ニュージーランドのソービニオンは好きなのですが、ティマーバレーのソービニオンは更に、美味しい。癖が無いんです。
更に更に、甘くてあまり好きではなかったリースリングまでも印象が完全に覆されました。
ティマーバレーのリースリングは、甘くなくて美味しい!
私たち、迷いに迷って、各3本購入。購入種類は違うけれども、購入金額は同じでした。

支払いを済ませ(クレジットカードが上手く作動せず、また原因不明の火災報知器が鳴り、外に避難などあり…)車に乗る私たちはかなりいい気分。ほろ酔い気分でした。
特に、頑なにテイスティングのワインを飲みほしていたCちゃんは、結構酔っています・・・。先が心配です。

さて、2軒目は、アットホームなワイナリーです。空気が澄んでいて美味しいです。
こちらでランチです。(ランチ代込み)
お料理が得意な奥様のご主人は、日本企業で働いていて、月に1回帰ってくる素晴らしい夫だと自慢されてました(笑)

ランチです。
”これがいいわよ”とステファニーがお勧めしてくれた全部のせのプレートランチです。(お値段も一番高い)気に入ったワインも1杯ずつついてます。私はピノでCちゃんは、リースリングです。
ワインに合ったおしゃれなプレートですね。ツアーにランチも入っているので、儲け?いやお得感一番。

本気でお料理修業したい・・・。

野菜たっぷり。お料理の口コミは高評価です。素材を大切にしている、ここだから食べられるご馳走です。
二人とも全部は食べきれず、ドギーバッグに詰めてもらって今宵のディナーに。

こちら、ゲヴュルツトラミネール(Gewürztraminer) 。バラの香りのする辛口の白ワインです。二人ともこちらがお気に入りとなりました。
私は同じものを2本購入しました。
ゲヴュルツトラミネール、舌を噛みそうですが、フランス東部のアルザス地方の代表品種の白ワイン用ブドウ品種なんだそうです。

さて、3軒目は女性の作り手のholm oakです。
オーナーさん気軽に、レベッカと呼ばれていて人気者。雰囲気が、ハイヒールのりんごさんに似てました。
ここのワインもおいしーい。
ステファニーが、私たちが空輸することを話すと、フランスから来た人も空輸したって言ってました。
だってなかなか手に入らないから、送るしかないです。
普段だったら買わないだろう1万円超えのhotshotというピノを二人とも購入していました。
3軒目になるとかなりな太っ腹です。

こんな説明ボードも嬉しいな。
そしてこちらのラベルを読んでみると、
レベッカとティムが一生懸命作ってるのが伝わってくる、ワイナリーのヒストリーが記されたとても素敵なラベルでした。
何年までに飲んでね!って書いてました。
ラベルにこんな愛情が注がれているって初めてのような気がします。

こんな綺麗なグラスで何種類もテイスティングさせてもらいました。
惜しげもなく注いでくれます。
私たち以外に2組いました。隣のカップル最初のワイナリーでも一緒でした。男性は
結構酔っぱらっている感じだった。
やはりワイナリー巡りはツアーが一番です。

3軒目になると、勿体無いんだけど、あの銀色のバケツにワインを・・・。
心は、ごめんなさいと言う気持ちで一杯でした。
一日2軒ぐらいだったら、無駄にせずに飲めるんだけどな。

こちらには、ピノと言う名前の可愛い飼い豚ちゃんがいます。

ステファニーが、1個ずつならリンゴをあげてもいいわよと言うので、ピノにあげます。(沢山やるとダメなのかも)
人間が食べてもいいらしいです。
日本では売られてないけど、こばらを満たしてくれる丁度いい小ぶりサイズの美味しそうなりんご。ピノがぺろりと食べました。

さて、最後は、私を、タスマニアへと呼んだピノノアールを作るgoaty hillです。
昨年、レストランで出会って以来、来年も来るぞと言わしめたワインです(ちょっと大袈裟だけど・・・)
再訪を決めさせた要因のひとつには違いないです。
ヤギいますね。
ここで、コンサートやったりするんですって。かなり混みあうらしいです。(ほぼ皆飲酒運転だと・・・)出来れば近くに宿泊施設欲しいところです。

6人で経営しているgoatyhill 着々と名声を上げています。
先日のオーストラリア内のワインコンクールで堂々3位でした。

今までのロゴ。ふどうに見えないとかで、(たしかに玉ねぎ風ではある)ロゴチェンジ進行中です。6人のお友達経営という事で、6にコダワリが。

右ふたつが、新しいロゴ。
新しいロゴは、アボリジナルアート的な、にょろにょろてきなそんなロゴです。

2018年10月20日談ですが、タスマニアで一番美味しいリースリングに選ばれたそうです。という事は、多分オーストラリア1なんじゃないでしょうか?
タスマニアを制する者はオーストラリアを制すみたいなかんじ?
真ん中のボトルがそれです。しかし既に飲んでしまいました…。
現行のロゴの雰囲気をモチーフにしている明るい店内。

こちらで、日本に24本送る手はずを整えて、滞在用も購入して、無事終了です。
どこもはずれ無しでした。
1軒ぐらいはずれな処もあると思ってたんですが、ありませんでした。
後方でツアーガイドのステファニーが送る準備をしてくれています・・・。
間違えないように私のワインにイニシャルを入れてくれてました。
その細やかな心遣いがとても嬉しかったです。ホントに素敵な人だった。
ちなみにステファニーはイギリス出身で、まずオーストラリアのアデレードに住んだらしいのですが、暑すぎて、タスマニアに来たそうです。今後どこにも移り住む気はないそうです。

いつかここでぼーっとしながらワイン飲む!月一ぐらいで出掛けられたら幸せだなぁ。

手荷物があまり無いので、ピノショップで降ろしてもらって、ここでツアー終了です。
私たちがランチをしている間に、同業者の友達に、明日のクレイドルマウンテンのツアーの予約までしてくれた、ステファニーほんとにありがとう。
感謝の気持ちをお渡ししてお別れしました。

今回は事前に旅の準備が出来ずに、行き当たりばったりで、どうなるかと思っていましたが、またも、人に助けられて楽しく過ごしております。
ありがたやありがたやです。

昨日見つけた、地元の酒屋さんにも寄り道、大きいです。
中にテイスティングコーナーもありました。流石人気の日本のウィスキーもありました。

ロゴが可愛かったので買ってみました。

大好きなタスマニアのビールBoagsの工場。後ろに大きなタンクがありました。
もちろん瓶ビールは昨日飲みました。
工場見学も出来ますが、見学は、しらふで参加が条件というので、ワイナリー後の参加は不可です。
確かに、時間が無いとて、ワイナリーツアー参加後の参加はキツイですしね。
次回のお楽しみです。

ウールワースに寄ってホテルに戻りました。これ、ウールワースでゲットしましたが、ワインにぴったりでした。

33年前にオーストラリアに来たときは、ダさダさで、ティムタムしかなくて、ローカルテレビ局も全然冴えてなくて
有名な俳優と言えば、クロコダイルダンディしか思いつかなかったけど、今や凄いですわオーストラリア。
美味しいもの一杯。アグーに、ミランダカーにヒュージャックマン。

あー、飲んだ飲んだ、買った買った。
大満足のワイナリーツアーでした。
そして明日は、紹介いただいたクレイドルマウンテンのツアーです。
ホテルピックアップが8時で、17:00終了予定です。
お天気もまずまずで、昨年のリベンジなるか?

このツアー以降のあるあるとして・・・
日本でお勧めされる比較的大きなワイナリーのタスマニアワイン・・・。
美味しいんですよ!と強く勧められるんだけど、違うんだよなー、これより美味しいのがあるんだよなー。
だって行ったんだから!