タンス証券にご用心。父名義のnttの株式。

およそ17年前に親が購入していたNTT株。当時は1株。

購入したのは、平成13年10月6日。
ネットで調べると 平成13年10月1日の記録で555,000とある。
母は80万円で購入したと記憶しているらしいが、当時の手数料ってどうなってるの?

母の株投資ヒストリーはひどいもので、三井不動産を70万で買い、倍ほどになったそのお金で、
日債銀と長銀を購入。時代と共に0円へ・・・。

そのまま三井不動産を持ち続けていれば・・・と未だタラれば話をします。
バブルとはいえ、勉強しないで父が稼いだお金を人によく預けられたわねーっと思うけど。
隣のおばさんも、またそのお隣のおばさんも、お友達も、親せきのおばちゃんなんかもっと損をしているらしい。
完全なるカモです。

父の死後、父名義の株も処分しなければと、滞在している短期間の間で兄が対処してくれた。
母親の外貨預金か何かは、本人が電話口で対応出来る事もあってスムーズに解約できたらしい。

手続きの結果、野村證券から電話があり、父親の口座をクローズし、
私の口座にわずかばかりお金が入ると言う事で、事務処理は完了だった。

果たしていくら入るのだろう?母は80万円で購入したというが、現在は5000円越え。
配当金も毎年8,000円ぐらい入っていたらしいので、ちょっと期待していた。

が、WEBの口座でふと目に入ってきたのは、。なんと3円。たったの3円。だった。
携帯からの電話代の方が掛かったわ!

あれから月日が経ち、落ち着いてきた昨日、冷静に考えて、3円ってのはおかしいんじゃないか?思った。
潰れているわけでもないし、配当金も毎年8,000円ぐらいはあるのに、どういうことだ?と税金引かれたにしても3円はなかろう?と、平日のお休みに、直接野村証券へ出向く。
お年寄りが未だいっぱいいる・・・。

私に回ってきた人に、事情を説明すると、調べてくれて、父親の口座はクローズされていて、処理されたお金は3円で間違い無いと言われる。
よくわけのわかっていない私は、
電話処理が出来るのは東京の管轄からのみと言う事で、電話口では、わずかなお金とだけしかは教えて貰えず、そしてそれが3円だったのでびっくりしたと伝えた。

担当の人もまぁ、それはそうですねぇなんて相槌を打っていた。しかし、やはり、配当金は8000円程毎年あるのに、売却して3円ってのはおかしいのでは?と言うと
野村レディも私の言ってる事が的をついていないせいで、うーんと言う感じで困った顔をしていて、話がかみ合わない。

少し、話を整理して、購入してからの、履歴を教えて欲しいというと、1999年からのデータを送ってくれるという。
それならば、どんだけ株が暴落して、それが3円になるのかもわかるだろう。

後学の為に、両親の死後、株の扱いは、どのような方法があるのか聞いてみたら、
私が野村証券に口座に作れば、名義変更は出来ると教えてくれた。
が、ネットでは出来ると書いてあったと言うと、裏の方へ調べに行った。
結果、私がどうしてもというのであれば、他の証券会社の口座へ移管する事が出来るという回答だった。
そうだ、野村に聞いてみよう!なんて考えないでネットで検索が一番だわ。

話をしていると、野村レディが、父親名義であれば、死後売却は出来ないという情報をくれた。
それはおかしいですねぇとなんとなく状況を野村レディが察知したようで、そこでやっと席を用意してくれた。

なんだ、受付にヤジりに来た人だと思ったのだろうか?確かに金持ち風貌ではない。

彼女が言うには、おそらく売却はされておらず、株券が電子化になったときに、特に処理をしていないので、
手数料がかからないように、住友信託銀行に預けているのではないか?と所謂、タンス証券ってやつだそうです。
持参していた、配当金のお知らせの紙を見せると、住友信託銀行から配当金のお知らせが来ていたので、そこに連絡したら良いと教えてくれた。

帰宅後、ネットで調べると住友信託銀行のNTT株専門の番号も載っていた。

連絡すると、慣れた感じで淡々と説明や確認があり、あっさりと私の楽天銀行に移管できることになった。
もちろん、いくつか書類を用意する必要はありますが。
(遺産分割を行った証明書(遺産分割協議書)や、相続人、被相続人に関する謄本等)

200株あると言う事で、配当金も含め、17年間の間に、+に転じているかも?
と言う事で、タンス証券は、平成21年1月5日に上場株券が電子化されるにあたり、保管振替制度を利用していない株券なので、
どこに預けてあるか確認するのが一番のようです。
信託銀行だった場合は、既に持っている証券会社の口座に移してもらえそうです。

以上、ちょっとした情報でした。