”目白押し”を”めじろうし”と使う人に、又遭遇した。

イベントが目白押しだ!って書きますよね。普通。
由来は《メジロが樹上に押し合うように並んでとまるところから》
多くのものが、隙間なく集中している様子なのですが・・・。

その昔、原稿をチェックする仕事をしていました。
その時に、「○○など、新商品が、めじろうしです。」と書く人がいました。
この人日本人かな?と思う疑問とともに、一応言っとこうと思い、
「これ目白押しの事ですよね?」と聞くと「そうです、そうです」と言うのですが、次もまた、めじろうしと書いてくる。
「これ目白押しですよね?」と聞くと、あ~っという感じだったのですが、また次も、めじろうしと書いてくる。
なんでだろう?何度言ってもめじろうし。不思議。めじろうしと覚えているのかな? でもどうして「うし」なんだ?
その時も調べたのだが、めじろうしの実態は掴めなかった。

そして、本日、よく見るブログのタイトルにめじろうしとあった。タイトルで使っている。
えっ?やっぱりめじろうしという使い方あるのだろうか?
ネット用語的なもの?目白押しって、めじろうしで、代用できるんですか?

ググる。でも、無い。ただ単に間違って覚えているの?
かれこれ25年以上もスッキリしない。めじろうしってどんな牛なんだよー、どんな由来があるんだよー。と思いつつ、

更に探ってみたら、どうやら、音で覚えている人の誤用らしい。誤記。
雰囲気(ふんいき)をふいんきの誤用と同じらしい。
これは、パソコンで変換されないから、比較的自分で気付き易い気もするが・・・。

 

そして、検索2ページ目以降も辿っていくと、誤用している企業もあった・・・ORZ

ネットが発達することによる弊害なのか?
本を読む、特に小学生の音読は大切ですね。
子供が音読して、傍で聞いていた親が間違いを指摘する光景って良いですね。

私たちが小学生の頃は土曜日まできっちり授業がありましたし、国語の授業も多かった。

日頃から本を読むことは大切だと思うのでした。
そういう私こそが、年々本を読む習慣が薄れてきています。
今、スマホ脳を読んでいますが、なかなか進みが悪いです・・・。